|
2012年1月21日(土)
月例会外食編。
今回は「天然 〆屋」という、これまたお魚と地酒のとてもおいしいお店へやってきました。おばんざいやお造りなど、どれもおいしかったのですが、中でもボクのお気に入りはこのマテ貝の塩焼きと、終わりの方にいただいたニシンのしょうゆ焼き。
いやいや、白魚のかき揚げも白菜の浅漬けも、ボクの好みの味で、ピタリと、何というか、こう、はまり方が絶妙でした。
|
|
2012年1月19日(木)
池波正太郎の『男の作法』。
ボクは『鬼平犯科帳』すら読んだことがない人間なので、この作家の本は一冊も読んだことがありません。前に岡本太郎の本を読んだとき、ダンディズムというものをチラと感じたのですが、それで、単なる生き方のマニュアル本ではなく、ナンセンスも大いに含んだ、軽く語られる哲学に触れたくなったのです。個々のこだわりをまねしても備わらない、芯からにじみ出る生活観と人生観ですね。
若いうちにはわからないが、やはり若いうちにしかできないことがあるということを、若い人は覚えておいたほうがいいね。
まあ、なんと逆説的な…。
|
|
2012年1月18日(水)
昔、職場の後輩からコーヒーのおいしい入れ方を訊かれたことがありました。所詮コーヒーメーカーなので、お湯の注ぎ方もクソもないのですが、とりあえず「豆をスプーンで一杯ずつ入れるときに心を込めるのだ」と答えたところ、その後輩は
「『おいしくなりますように』って感じですか?」と訊くわけですね。
だから、ボクは「ちがう」と。
「『このコーヒーを飲む人みんなが幸せになりますように』って祈りながら入れるのだ」という話をした覚えがあります。
おいしいコーヒーを出す喫茶店のマスターは、みんなそうやって入れてたんだと思います。それに加えて、コーヒーに関する知見や、となり近所の出来事や、世の中のニュースなどなどについて、いろいろなことを知っていたんですよね。それどころか、相談相手にもなってくれたわけです。
ドトールのお姉さんはボクの相談には乗ってくれないし、コーヒーに関するうんちくも語ってくれない。 余計な関わりをしなくて済むのでこちらも楽といえば楽なんだけど、でも、せめてコーヒーをカップに注ぐときには、「このコーヒーを飲む人が幸せになりますように」と心の中でつぶやいてからボタンを押してくれたらいいな、って思います。
|
|
2012年1月17日(火)
三崎亜記の『失われた町』。
30年に一度起こる町の消滅と、それにさまざまな関わりをもつ人々の喪失と希望の物語。
これは、SF小説っていうんでしょうか。その手の小説をあまり読まないものでよくわからないんですが、ついて行くのがやっとでした。ピンチョンならワクワクして追いかけるんですけど、それとはまたちがう作風で…。
失われたものへの癒しなど存在しない。人は皆欠落した断面の手触りを日々確かめながら、それを日常として歩き続けるしかないのだから。
フィクションだし、しかもこの作品の中の「失われたもの」というのは死者とは異なるもののことなのですが、それにしてもかなり厳しいお言葉です。特に3.11後は…。
でも日常として歩き続けるしかないのは、ほんとうにそのとおりだと思います。
|
|
2012年1月16日(月)
じつは、笑いが止まらないぐらいおいしいのです。
いや、先日ご紹介した、みたけ食品の「発酵ぬかどこ」のことです。
1回目、2回目ぐらいはちょっと塩辛い感じだったんですけど、ここへ来て俄然うま味と奥行きが出てまいりました。夜に漬けて朝に出すので、面倒といえば面倒ですが、こんなにおいしいのなら許せます。
2012年も2週目にして大成功!というムードであります。
|
|
2012年1月15日(日)
本日は『義経千本桜』と『壺坂観音霊験記』。
勘十郎の狐忠信は、はまり役の当たり役ですね。期待どおり、またも宙を舞われました。「河連法眼館」は、ほんとうによくできた芝居だと思います。
そして『壺坂』の「沢市内の段」では、襲名以来、病気休演でずっと見られていなかった源大夫が登場。藤蔵との親子コンビも久々で、ああ、よかったよかった。
それにしても、「糸より細き身代の、薄き煙の営みに…」とは、まあなんとも寂しい感じがするものです。
|
終演が2時45分。この時間、京都ではなかなか難しいですが、大阪ならこういうお店がいくらでも開いています。いわゆるサク飲み。
|
|
2012年1月14日(土)
文楽初春公演。なんと前から2番目の席だったにもかかわらず、めがねを忘れてきました!
今回は『手習鑑』あり、『千本桜』あり、『壺坂観音』ありの豪華公演となっておりまして、本日は『七福神宝の入舩』と『菅原伝授手習鑑』と『卅三間堂棟由来』です。
「桜丸切腹の段」の住大夫は、静寂を越えて、虚空を垣間見るような芸の極みでありました。「なまいだなまいだ」のあとの鉦撞木を打つ「チン♪」で、斜め前の(つまり1列目の)おばさんが、ビクッと目を覚まされたり…。なかなか見所豊富な狂言でありました。
|
今日も大阪に泊まりますので、文楽のあとはやきとんで宴会。バラ、ガツ、のどブエ、シロ、ハツ、フク、テッポウ、…。
いい酔い心地になった頃、妻が
「『卅三間堂棟由来』でええなあと思たセリフがあったんやけど…」
と言うので、
「<酒は愁いの玉箒>やろ」
と答えたところ、やはり大正解でした。そんな夫婦が、千日前でやきとん食べながら飲んでいるわけです。
それはそうと、実は「玉箒」って「酒」の異名だったって知ってましたか? ボクは今回、初めて知りました。文楽の世界はどこまでも奥深い。というか、ボクがまだまだ浅すぎるのか…。
|
定番です。「味乃家」で牡蠣塩、牛すじ煮込み、豚玉。
|
|
2012年1月12日(木)
田坂広志の『目に見えない資本主義』。
日本型経営の歴史を振り返れば、そこにはCSRの思想が遙か昔から存在していたことに気づく。その日本型が、新たな価値を付与されて螺旋的に甦るだろう近い将来、日本はその「成熟した文化の力」による企業経営と資本主義の進化を先駆けることにより、世界に貢献すべきという。
田坂さんはそんなに読まないのですが、この本については目からウロコ的な視点も多く、けっこう付せんをつけました。そのなかでも一つだけ紹介しておくと…。
我々は、しばしば、何気なく「部下のモチベーションを高める」という言葉を使うが、この言葉にも、実は、部下や社員を上から操作し、やる気を出させ、生産性を高めたいという操作主義が忍び込んでいる。そして、こうした経営者やマネージャーの側の無意識こそが、企業の現場における経営者・マネージャーと部下・社員の関係を、やはり心の通わない索漠とした関係にしてしまっているのである。
まったく、答えに窮します。
|
|
2012年1月10日(火)
もう1月も10日になってしまいましたが、ここへ来て大好物「ニシンの切り込み」の登場です。元旦に新千歳空港の佐藤水産でしっかり買っておきました。
塩と米麹で漬け込んで熟成させる、北海道から東北地方の郷土料理ですが、ボクはこれ、大好きだなあ。鮭の切り込みもあるけど、ボクは断然ニシンです。
|
|
2012年1月9日(月)
たいがいボロボロになってしまいました。そろそろお別れかなと思いながらもなかなか手放せずにいた刺繍入りのTシャツです。20年前のグアテマラ旅行の帰り際、カテドラルのそばにある中央市場で、かわいいかわいいお姉さんと交渉するもさっぱり値引きしてもらえない中、30分以上粘って買ったお気に入りのシャツです。
いよいよお別れかなあと思って、こんな写真まで撮ったのですが、こうやって思い出を書いていると、ますます別れづらくなってきました。
|
|
2012年1月7日(土)
かつては放浪癖もあった旅行好きのボクが、2012年、とうとうぬか漬けをはじめることにしました。といっても、そんなに大げさなことではありません。旅行にも行かせていただきます。
実は本日購入したのは、みたけ食品の「発酵ぬかどこ」という商品で、なんと「毎日のかき混ぜ不要」どころか、「週に一度かき混ぜるだけ!」という画期的なぬか床です。しかも捨て漬けもいらず、買ったその日から袋の中にそのまま野菜を入れて漬けられるという優れものです。しかも1kgで600円です。
せっかくなので、ボクはホーローの容器を買いました。いやいやこれは楽しみですねえ。さて、どうなるか、乞うご期待です。
|
|
2012年1月6日(金)
「そういうことがいつか起こるんだろうなあ」と思っていたら、もうすでに起こっていたのですね。ボクもけっこう食べログにはお世話になっています。それで、最近一度だけ「えっ? なんか怪しい?」という印象を受けたことがあったんですが、ここまでビジネス化しているとは知りませんでした。しかもボク、一昨年末は月島のもんじゃストリートでもんじゃ焼き屋さんをハシゴしていましたから…。
このニュースを見てからちょっと食べログのサイトで試してみたんですが、怪しい口コミはわりと簡単に見つけられます。6件ぐらいの口コミで上位にいる店をいくつか見ていると、全員が4.5〜5点をつけているお店があって、その口コミを見ると、食べものや飲みもののことが具体的に書かれておらず、ありきたりの文章。ついでにその人の口コミ一覧にあたってみると、どのお店のレビューもワンパターンだったりします。
呆れたもんだなとは思いますが、ウソの書き込みで人を呼ぶのはかなり悪質だと思いますが、かといって旅行雑誌やその他のあまたあるグルメ雑誌による紹介もかなりの影響力をもっていて、地方都市なんかに行くと、ああいう雑誌の巻頭特集に載っているお店はほんとうにすごい行列なんですね。これが公平かというとそうも言えないわけです。
マスメディアもだめ、ソーシャルメディアもだめとなると、やっぱり宿の女将さんかタクシーの運転手さんか…、と思ってみたりもしますが、そういうのはインドでずいぶん痛い目に遭わされてもいるわけです。詰まるところ、媒体は何でもいいから、自分の眼力を鍛えよということなんですよね。そして、眼力を鍛えるためには経験せよと。経験を積むためには飲み食いせよと。
ずいぶん長い文章になってしまいましたが、これからも精進しようと思います。
|
|
2012年1月3日(火)
昨夜は妻の父上に勧められるままお酒に酔ってしまい、その帰りにサークルKサンクスに寄ってしまい、他には何も買わずに『天使のプリン』だけ買ってしまい、家に帰っても食べずに寝てしまい、今日のおやつでやっといただきました。
|
|
2012年1月2日(月)
昨日は札幌から帰ってきてすぐに実家へ行き、元旦の宴会がスタート。今夜は妻の実家で宴会がありますので、とりあえずお昼はドトールのテイクアウトで、ミラノサンドの期間限定「コーンドビーフ」です。
|
|
2012年1月1日(日)
新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
札幌4日目ですが、今日は10時50分の飛行機で伊丹へ戻ります。
|
おみやげ等の購入を済ませ、空港内のラーメン道場にて、最後の一杯。最近、人気急上昇中、「えびそば一幻」のえびみそです。
年明け早々に下品な話で申しわけありませんが、北海道で食べたラーメンのゲップが大阪で出る時代なんだということを実体験しました。なんとも舐めた話で恐縮です。
|